アメリカから来ました~
皆さんこんにちは!
日曜日に、小学1年生の息子とザリガニ釣りに行って来ました。
田んぼの中にある用水路です。
タコ糸に結んだエサのスルメイカを用水路に入れて、待つこと数分。
そ~っと引き上げるとアメリカザリガニがそのハサミで、しっかりとスルメをはさんだまま付いてきます。
「バカな奴じゃい」と水面から引き上げようとすると、
ぱっとスルメを離してしまい、陸まで釣り上げるのはけっこう難しいです。
「敵もなかなかやりおるわい」と、息子と夢中になって釣りを楽しみました。
皆さんも子供の頃一度はやりませんでしたか?
私の住む地域では、大きくて赤いザリガニを「マッカちん」と呼んで、必死になって捕まえたものです。
巨大なハサミがかっこいいんですよね。
wikiで調べたところ、アメリカザリガニが日本に移入されたのは1927年(昭和2年)で、
当時、食用として飼育されていたウシガエルの餌として神奈川県に20匹持ち込まれたそうです。
そこから逃げ出したザリガニが30年ぐらいの間に遠くは九州まで生息域を広げていったとのこと。
(ウシガエルも逃げて、全国に広まったんですって)
人が持ち込んだ生物だったので、山間部よりも都市に近いところに分布しているようです。
稲を切断したり、昔から日本に住む生物への生態系に影響を与える為に、
日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている悪者扱いですね。
2時間ほど釣ったり遊んだりして、少年時代に帰った気分で楽しめました。
そこで思い出した。店長南雲が子供の頃のザリ釣りの記憶。
子供の頃、私の住む近所では空き地が多くあって、
そこでは近くに住む人が頻繁に焚き火をしている光景が普通でした。きっとゴミなどを燃やしていたのですが、
ある日、ザリガニを釣りに行き、釣ったザリガニを持って帰る途中、その焚き火の横を通りかかりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・☆☆☆!!!
私、ヒラメキました。
ふと、焼いてみたくなったのです。
子供は残酷なものです。
キューピー3分クッキングのテーマを口ずさみながら、燃え盛る焚き火の中に生きたザリガニを投入。
すると、まっかっかになりながら、なんともかぐわしいカホリが漂うではありませんか。
あのエビ特有の香ばしい香りです。
焚き火からザリガニを取り出すと、きれいに焼けてとてもおいしそう・・・・・。
食えるわけがない。汚いところに住んでたんだから・・・。
工場の排水が流れ込むような 汚い水たまり的な、用水路的な・・・・・的な・・・・。
絶対に、食えない。子供ですが、そんな常識は100も承知。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ご想像の通り 「 食いました。 」
尻尾の殻をムキムキして。
・・・・・・・モグモグ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
モグモグ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
まずかった~。
変な味がしました。ゴミ系の。まだ少年なんで、ゴミ食ったことないんですけどね。そう思いました。
ゴミ燃やしてるとこで焼いたからでしょうか?
昔は、ダイオキシンとか全く関係なく、なんでも焚き火に入れてましたからね。
よくお腹が痛くならなかったと、自分の強さを誉めてあげたいです。
子供の頃からハングリーだった私。
それから20年ぐらいして、アメリカのニューオーリンズを訪れた時に
昼飯を食べようと 一人入ったレストランのお勧め料理が、
「boiled crawfish」 まぁ、早い話が茹でザリガニです。
注文すると、お皿満載のザリガニが、まっかっかに茹で上げられて出てきました。
Desire Oyster Bar (トリップアドバイザー提供)
どっからどう見てもマッカチンです。しかも、子供の頃捕まえたことのあるどの
マッカチンよりも大きな、大王マッカチンが混じってます。
アメリカってやっぱりデカイと、プチ感動しながら食したお味は・・・・。
まぁ、普通のエビでした。
おいしいけど・・・・香辛料がたっぷりで、ケチャップにつけて食べたので、ケチャップ味?
硬い殻をムク手間を考えると、ただのエビでいいやって話でした。
「これ、一人で全部食うのかよ・・・・。」と途方に暮れていると、
一緒に注文した生牡蠣が、これまた お皿満載で運ばれて来たのも、今となっては良い思いでです。
別の意味で、お腹いたい~
Desire Oyster Bar (トリップアドバイザー提供)
たまには、ザリガニ釣りも楽しいです!
以上、ディスプレイケースと何も関係ありませんが、
店長の報告を終了致します。
ザリガニも素敵に飾れます。透明堂にご相談下さい。