曲げたアクリルケース
透明堂で販売している箱型のディスプレイケースは、
アクリル板を接着接合にて箱型にしております。
1台ごとに異なるサイズのディスプレイケースを作る場合、
この製法が納期とコストの両面から見て最も適してします。
でも、俺は金にはいとめはつけね~ぜ
という方がいらっしゃる場合には、お打ち合わせをして、
正面部分のアクリル板を曲げてディスプレイケースを作ることも可能です。
正面の目立つ部分を曲げることで、やわらかい印象になります。
宣伝はしていませんが、
透明堂は曲げて作るディスプレイケースも得意です。
アクリルという素材は、熱をかけるとふにゃふにゃにやわらかくなり、
曲げたり伸ばしたりが簡単にできるのです。
みなさんは、子供のころやったことはありませんか?
うすい透明板にマジックで絵をかいて、トースターに入れてると、
透明板が縮んで小さくなり、キーホルダーにできるというやつ。
あれ、トースターから出したばっかりのものをさわったら、
ふにゃふにゃでしたよね。
同じ原理で、アクリル板も曲げたい箇所を部分的に加熱したり、全体を
大きなトースターのようなものに入れて曲げるのです。
ただ、この曲げる為の段取りや、曲げる為に必要な治具や型などに
おおきな費用と納期がかかる為、1点ものを作りたいお客様に金額をお伝えすると、
高っ!
といわれる方がほとんどです。
しかも、みなさんちょっと怒ってるし・・・・・。
このような理由で、曲げて製作するディスプレイケースは
同じ形状を相当数製作するお客様には、ひとつの
オプションのようなものとしてご提案しております。
いつも皆さんにお話するのですが、
曲げたディスプレイケースの方が見栄えが良いかというと、
一概にそうとも言えません。個々の好みもありましょうし、
なんといっても、ディスプレイケースはホコリや衝撃から守る為の
脇役であり、飾るものを中にいれると、おのずと視線が飾る物に
向かうので、その辺の違いは言葉にするほどは感じないと思います。
じゃ、なんで曲げについてウンチクたれるのかというと、
透明堂は、曲げて作るディスプレイケースも得意です。
ってただ自慢したかっただけです。(笑)
ご一読ありがとうございました。
ちなみに店長 南雲は 私生活でも
まげが得意です
こんな透明堂をこれからもよろしくお願い致します。