黄金週間
ゴールデンウイークも後半ですね。
我が家も奥さんの実家に1泊で行ってきました。
1日目はあいにくの雨だったので、屋内プールに行き遊びました。
今回のお話は、翌日のお話 第1章です。
奥さんの実家の近くに、ルアーフィッシングができる管理釣り場(釣り堀です)がありまして、
調べると、朝6時から営業とのこと。
私の趣味のひとつが、ルアーフィッシングでして。
ルアーという疑似餌をリールで引っ張って、生きている餌にみせかけて、
魚(今回はニジマス)を釣り上げるという釣り方です。
竿とリール(これでルアーをひっぱります)
朝6時から8時までなら、こっそり行って一人で楽しんでこれるぜ!
ということで、やってきました。
こんな感じの池がいくつもあります。
プールみたいなところに、たくさん放流されてる魚(だいたいが
ニジマス)を、
釣らせていただきます。見えるところにウジャウジャいます。
すぐにでも釣れそうな雰囲気。
ちなみに今から15年くらい前、友人数名と、この場所に釣りに来た際、
友人の一人 Y長君が、写真矢印の家に干してあった洗濯物のズロース系の何かに
ルアーをひっかけ、悪戦苦闘していた姿が忘れられません。(あせってたな~奴)
6時に到着し、3時間チケットを購入して。
雲行きがあやしい天気の中、早速、つり始めました。
この日はゴールデンウイーク中ということで、けっこう多くの人が。
釣り開始から、30分が過ぎました。 釣れません。
なかなか釣れないので、周りの人がみんなライバルに思えてきます。
正面で釣っているあいつは、さっき釣ったな。
おや、右斜めの奴も、釣りやがった。
開始から1時間、やっぱり釣れません。
私の周りで釣ってないのは、もはや私と両隣の子供達だけとなりました。
左隣の子供
両隣の子供達の竿&リールは格段よさそうなものではなさげ。
ルアーを投げるのも、たまにとんでもない方向に飛ばしている。
道具では勝っている。腕も勝っているはず。
負けるわけにはいかん。
そうこうしているうちに右側の子供がヒット!
こいつ・・・釣りやがった・・・・。
開始から、1時間半が過ぎ、ポツリポツリと雨が降り始
める中、
残るは、私と左隣の子供の一騎打ちです。
左の子供も一生懸命ルアーを投げていますが、
なかなか釣れないことに、飽き始めている様子。
そうこうしているうちに、ルアーをキャストするのを止めて、
足もとの水中にルアーを落としたまま、動かさずにしています。
ふっ、勝負をあきらめたな・・・。
と思っていると。
その子のお父さんのアドバイスが聞こえます。
「うごかさないでおいておけば、そのうち魚がくわえていくから!」
私は思いました。
ルアーフィッシングは、ルアーを本当の餌のように動かして、魚をだまして
釣り上げることが面白いんだ。
そんな邪道な方法はいかん。
そんな方法では釣れるはずがない。・・・・はず。
私はひたすらルアーを投げては引き、投げては引きを繰り返します。
しばらくして、左となりから、バシャバシャと音が聞こ
えてきます!
みなさんご想像の通りです。
左隣の子の釣り竿がしなり、見事なニジマスが暴れております。
完敗です。
もう、完走をめざすマラソンの最後尾ランナーの気分です。
しかし、帰らないといけない時間が迫ってきます。
でも、どうしても釣りたい。1匹は釣りたい!
このままだと、魚屋で魚を買って帰り、
家族に釣り上げたと報告するサザエさんの波平のように、
子供達に釣れたとウソをついてしまかもしれない自分がいます。
私は柔軟な思考を持つ男です。
良いと思ったことは、受け入れる主義です。
で、
ルアーを足元に置いちゃってみました~
動かさずにじっとしてることが、ポイントと言ってたな 確か・・・
待つこと10分
バシャバシャバシャ!
やったー!万歳!ブラボー!
ニジマス様 ありがとう~
嬉しそうに魚の写真を撮影する私を見て、
左隣の少年が、ほくそ笑んだかどうかはご想像にお任せいたします。
ほんとに釣れてよかった。
自慢のルアーも飾りながら保管しませんか?
透明堂にご相談ください。
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